後日・・・の続きです・・・

一閑張りに挑戦しています!教室では、一年おきぐらいに取り組んでいます。
*他からも「一閑張り教室」をやって欲しい!と、去年からの依頼があるのですが・・・いつもバタバタで・・・
そうそう、「みやちゃんの竹ペン」を、さっそく使っていただいた方(見附市のYさん)より、お便りが届きました。
そのお便りの中には・・・「手作りの竹ペンのかきやすいこと、墨液がよく絡んでくれて、初めて使う私でも、楽しくて楽しくて・・・大切に使わせて頂きます。」と記してありました。使用書をよく読んで、その通りに使っていただけたようで・・・みやちゃんは、とってもうれしいです!

・・・で、一閑張りですが・・・↓このような、ザル(笊)は、網目が大きく、紙と紙がくっつきますので、あまり心配は要らないですが・・・

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こんなザルは、要注意!でも良く見ると、骨董品!きれいなあめ色で・・・永い間、使い古した表情が伝わってきて、貼るのがもったいないですねぇー!おそらく大正・昭和、何十年でしょう!
相手が竹ばかりですので、あとで浮いたり、はがれやすいので、要注意ですね!事前に目荒らしとか、くっつきやすくする為の工夫(下地処理)が必要です。↓この貼り方は、重なりが鉄筋のようになって、強度アップをかもし出します。《本当は、灰汁(アク)止めも施したいのですが、灰汁とカキシブが、似たような色ですので、今回はナシで・・・》
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これは、荷造り用のクラフトバンドでしょうか?それで編み上げた、かご(籠)ですねぇー!これも、少し気をつけないといけませんねぇー!下地処理は、欠かせませんが、特に一回目を貼るときに、ノリをつけるのですが、お互いに、ノリを吸い込みますので、普通にやってれば、貼るときには、ノリはほとんど吸い込んで、くっつく分がなくなっていて・・・はがれの原因になりますので、要注意です!
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これは、もつところは、どうしますか?
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いろんな魅力ある籠が集まってきましたよ!後で浮いてきたら、がっかりしますから下ごしらえ、下地処理をしっかりと・・・出来上がりを叩くと、カンカン!といって金属音?のような硬い音でしたらまずOKでしょう。逆にボコボコというような音でしたら不合格ですね!
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湾曲している外側は、密着する方向へ収縮するので大丈夫ですが、問題は内側で、長さで言うと、120%ぐらいを、内側へ押し付けるように貼りましょう!そうすると収縮しても大丈夫!普通に貼っていると必ず浮きます。そうそう、乾くときに「引っ張り強度」といって、縮みながら乾いて行きますので、そのへんをよく理解しながら進めましょう!又、この引っ張り強度に耐えられるような下地処理が不可欠ですね。
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あとで、気付いたのですが、この場合は、みやちゃんは、中からサラッと貼ります。そして乾いてから、外から目の中によく押し込むようにして、竹の模様をはっきり出すようにしたら、よりきれいになるような・・・
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しっかりと、下地処理をしましたから、後は目の中に押し込むように張って行きましょう!
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次回は、仕上げ・・・
宿題;一回目が完全に乾いてから2回目を「仕上げ用の和紙」で仕上げてきてください。
(乾いていないと、カビの原因になりますので要注意!)
*ノリが、紙からどうしてもはみ出しますので、水で湿らせた布で、軽く押し付けるようにして、とっておいてください。このときに、ねじったり、横にズルッといったりすると、せっかくくっついているのを「はがす」という事になって、うまく行きませんので、注意してください。
ノリによっては、カキシブを塗ったときのムラの原因になりますので。(日本一閑張り協会;宮脇)
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